いま歴史ブームだという。歴史好きの女性を指す「歴女」という言葉を目にするようになったのは数年前。全国の城跡には、女性、男性に関係なく多くの人が訪れる。テレビでも歴史番組が人気を集める。

歴史教科書・参考書の老舗である山川出版社が2009年に出した『もういちど読む山川日本史』『もういちど読む山川世界史』は、今に至るまで息の長いヒットとなっている。このシリーズは高校教科書を一般向けに再編集したもので、『政治経済』『倫理』『日本近代史』などが追加され、もう一度学びたいという社会人に好評だ。

小社が今年3月に出版した『いっきに学び直す日本史』全2冊もすでに計10万部近いセールスになっている。「日本史(歴史)+学び直す」というのは時代を象徴するキーワードになっている。

なぜなのか。『いっきに学び直す日本史』の企画・編集をした佐藤優氏は、グローバル化によってビジネスの世界でも日本の歴史や文化を説明する必要が生じているため、そして歴史から教訓を学びたいという意識が社会に広がったためだと見る。歴史の知識なくして未来は語れない。歴史を知れば世界が広がる。日本史をより深く、より広く知るためのガイダンス特集である。

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日本の産業の移り変わり

第3次産業への構造変化が進む

GDP構成比の1970~2013年の40年余の変遷を見てみると、製造業や建設業といった第2次産業から、通信業、サービス業など第3次産業への構造変化が明らかだ。直近の職業別就業人口でも、介護職員、販売店員などサービス業に従事する人が増え、製造業、建設業関連の人口は減っている。日本経済が完全雇用に近づく中で人手不足が深刻化しているが、産業ごとの偏在もあり、解決には時間がかかりそう。