ダッカ襲撃事件で7人の日本人犠牲者の遺族が現地に向かった。イスラム過激派にとって、日本人は敵なのだ(時事)

本連載の目的は、仕事の技法や出世の作法について、がっついた若手ビジネスパーソン、ならびにそのような若手を教育する立場にある管理職の人々に実際に役に立つノウハウを伝授することだ。

しかし、ここのところ国際情勢に関する分析記事が続いている。それは、現在、国際情勢で起きている構造変動が読者一人ひとりの仕事の技法や出世の作法に直接影響を与える可能性が高いと考えているからだ。特にイスラム過激派のテロリズムとの絡みでは、読者自身が命を失うリスクすらある。このようなリスクから目を背けてはならない。

7月1日夜(日本時間2日未明)、バングラデシュの首都ダッカで、レストランが襲撃され、日本人7人を含む20人が死亡、多数の負傷者が発生した。これだけの数の日本人が犠牲になったテロ事件は、アルカイダ系の組織が引き起こした2013年のアルジェリア人質殺害事件以来だ。〈事件を巡っては過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアが「外国人を含む24人を殺害した」などと伝えた〉(7月2日「朝日新聞デジタル」)ということだが、実行犯たちがISとどのような関係を持っているかはわからない。ISが直接関与せずに行われたテロであっても、ISにとって利用できるならば、この組織は「犯行声明」を出すからだ。

ある目撃者によると、襲撃の模様は次のとおりだった。

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