全米第3位の富豪の投資手法は「いい会社の株を安く買い、長く持つ」(Photo/Bloomberg via Getty Images )

50代の人たちにとって、投資の神様ウォーレン・バフェット氏から学ぶべきことはたいへん多いはずだ。株式投資の世界だけでなく、50代が今後、充実した人生を送るうえでもさまざまなヒントが隠されている。

投資会社、米バークシャー・ハサウェイを率いるバフェット氏の資産は655億ドル、全米第3位の大富豪である。バークシャーは1965年にバフェット氏が買収した繊維会社だが、今では傘下に90近い企業を有し、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラなど上場株式を1100億ドル分保有する、時価総額3568億ドルのコングロマリットだ。

バークシャー株は1.6万倍に

とにかくバークシャーの株価パフォーマンスがすごい。64年から2015年まで平均して年率20.8%の投資利回りを上げ、株価は実に1.6万倍になった。その間、ニューヨーク市場の指標であるS&P500指数はバークシャーの半分以下の年率9.7%、114倍の上昇にとどまっている。仮に64年にバークシャーに1万ドル投資していれば、そのおカネは現在では1億6000万ドル近くに膨らんでいることになる。

毎年4月終わりから5月初めに米国ネブラスカ州オマハで開かれるバークシャーの株主総会は大イベントだ。バフェット氏は「投資家のウッドストック」と呼んでおり、実に4万人以上の人々が北米のみならず、全世界から集まってくる。

世界中の人々から支持されるのは、バフェット氏の投資手法が誰にとっても極めてわかりやすいからだろう。一言でいえば、「いい会社の株を安く買い、長く持つ」。この手法で、投資会社のバークシャーの株価は上がり続けてきたのだ。

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