無料で手軽だが、訳文は意味不明。そんな翻訳ソフトのイメージが、変わりつつある──。

昨年11月、米グーグルが手掛ける「グーグル翻訳」の精度が飛躍的に向上したと話題になった。最新の人工知能技術を適用したことが要因だ。試してみると、確かに以前のような不自然な訳文は見られない。

はたして、進化したグーグル翻訳は、ビジネスの現場でも有用なのか。多くの企業で英語研修を担当した経験を持つプロの英語講師、大島さくら子氏にビジネスシーンごとのグーグル翻訳を採点してもらった。

大島さくら子 オフィス・ビー・アイ代表取締役
おおしま・さくらこ / 慶応義塾大学卒業。英オックスフォード大学イギリス学課程修了。メーカー、商社などで英語研修を担当。

まず見てもらったのがプレゼンテーション。原稿を準備していると想定して例文を作成した。「正直ビックリした。文法的な間違いがほとんどない。そのままプレゼンで読み上げても、まったく問題ない」。開口一番、大島氏は驚きの言葉を口にした。

注目すべきは3行目のspecialize inや第2段落のFirst of all, please take a look at this slide。「非常に会話的で、プレゼンによく使う自然な表現」だという。

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