「短期間で英語力をアップさせたい」

そんな願いをかなえる勉強法は、意外とシンプルだ。1日2~3時間、英語学習に取り組んでみる。すると「最短で3カ月から効果が表れ、6カ月後には英語力がついたと実感できるはず」と、法人向け研修などで多くのビジネスパーソンに英語を教えてきた英会話イーオンの箱田勝良氏は断言する。

とはいえ、忙しいビジネスパーソンが毎日2時間以上の学習を続けるのは無理! という嘆きも聞こえてきそう。だが、心配は無用だ。「30~40分刻みで学習を積み重ねると続けやすい。たとえば歩きながら英文を音読してもいい」と、『瞬間英作文』シリーズの著者・森沢洋介氏はアドバイスする。

短時間で最大の効果を出す“速効英語”のコツは、まさに時間配分にある。「通勤電車内でシャドーイング(音声を追いかけながらの英文音読)をするなど、工夫次第で1日3時間は捻出できる」と、トライオンの三木雄信代表は言い切る。電車内でのシャドーイングは周囲に迷惑をかけそうだが、マスクで口元を覆えば問題ないという。同社は海外赴任レベルの英語力習得を目指す英語塾「TORAIZ」を運営するが、実現には1年で1000時間の学習が目安となる。途中で受講者が勉強をサボらないよう、専属コンサルタントがマンツーマンで進捗を管理する。

イラスト:熊野友紀子

同様のビジネスモデルの英語塾には、プライベートジムを運営するRIZAPグループも参入済みだ。「ライザップ イングリッシュ」ではTOEICスコアなどの目標達成に向けて、専用トレーナーと二人三脚で1日3時間の学習に取り組む。「昼休みに職場で単語帳を開くのが恥ずかしいと受講者が言えば、トイレに5分こもりましょうと提案する」(ライザップ イングリッシュ新宿店の中川絢斗トレーナー)。

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