企業業績の改善が著しい。2017年3月期の上場企業の純利益を合計すると前年同期比11%増となり、2期ぶりの過去最高になる。資源価格の底入れや円高の一服が追い風となっている。足元の円相場は1ドル=112~114円。多くの企業の想定レートである110円より円安に振れている。しかし、全体の売上高が伸びない中で利益が増えるのは、企業の稼ぐ力が回復していることが大きいとみられる。

本特集では16年度と17年度の業績について、『会社四季報 2017年2集 春号』(3月17日発売)の最新予想を基に徹底取材した。後半は投資の参考となるランキングを多数掲載。東洋経済が算出する理論株価についても1114社(銘柄)を掲載している。

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マイナス金利導入でメガバンク系が攻勢

証券会社の主な収益源は株式売買の仲介手数料。昨今、業界内で攻勢を強めているのがメガバンク系の証券会社で、背景には日本銀行のマイナス金利政策により融資の利ザヤで稼ぐモデルが立ちゆかなくなった銀行業界が、手数料ビジネス強化に舵を切ったという事情がある。インターネット証券会社は相場の下げ局面でも活発に売買する個人投資家を主要顧客としており、手数料収入が崩れにくい。