東邦銀行 頭取 北村清士
きたむら・せいし / 慶応義塾大学商学部卒業後、1970年東邦銀行入行。取締役総合企画部長などを経て2007年から現職。(撮影:尾形文繁)

震災乗り越え業務を拡げた

金融庁が指摘する事業性評価は、従来取り組んできた施策の延長線上にある。支店長は大体2年で交代するため、昔から融資先からは「支店長が代わるたびに姿勢が変わる」とお小言をいただいていた。

そこで2005年から「営業基盤強化運動」と称し、1万強に及ぶ企業の情報を時系列でリストアップ。支店長が代わっても、変わらない関係を企業と築けるようにした。事業内容を深く知ることができるようになり、事業承継やM&A(合併・買収)など経営課題も浮き彫りになった。これが結果的に、当局が言っている事業性評価につながっている。

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