右から三井住友信託銀行の常陰均・社長、橋本勝・次期社長、三井住友トラスト・ホールディングスの大久保哲夫・次期社長、北村邦太郎・社長(写真は2月の社長交代会見)

「あの銀行のガバナンスとビジネスモデルの問題は不可分」。金融庁幹部は厳しい表情で語る。あの銀行とは、三井住友トラスト・ホールディングス(TH)傘下の三井住友信託銀行だ。2月14日、旧住友信託銀行時代を含めて9年間トップを務めた常陰均社長の退任を発表した。その過程で物言いをつけていたのが金融庁だった。

3年前から金融庁は金融機関のガバナンス体制の検査を強化し、第三者によるチェックが機能するよう社外役員の確保を重視した。前後して3メガバンクグループが、社外の意見を強く経営に反映させる指名委員会等設置会社への移行を決めた。

プラスの視点 アクセスランキング バックナンバー一覧 TOP