[記事のポイント]

(1)ペッパーフードサービスが運営する「いきなりステーキ」は、その名のとおり前菜などを挟まず立ち食いでステーキを供する業態の店

(2)レストラン業態より割安とはいえ客単価は2000円と高く、立食が主体のため回転率も高い。調理が容易なため人件費は抑えられる

(3)10年前に発生した不祥事で一度はどん底を経験したペッパーフード。一瀬邦夫社長は国内500店、ニューヨーク上場の目標を掲げる

 

「ワイルド(ステーキ)ワン、チェンジブロッコリーお願いします!」。店員の大きな声が響いた。東京・八重洲のビジネス街のど真ん中に、快進撃を続ける外食業態「いきなりステーキ」の店舗がある。

平日のランチ時間帯は、ステーキ300グラム、スープ、サラダのセットをたった1350円で提供する「ワイルドステーキ」が看板商品だ。店内はサラリーマンが多いが、シニアや女性の一人客などいろいろな世代が肉をほおばっていた。同店の日商は100万円ほどで、客足は閉店まで絶えることはないという。

ある常連客は「ライスは頼まない。毎日900グラムのステーキとサラダだけ食べる」と話す。冒頭の「チェンジブロッコリー」とは、付け合わせを基本のコーンからブロッコリーに変更すること。そうすれば糖質摂取を抑えられる。「糖質制限ブームは追い風。昨年夏と比べてブロッコリーは2倍出るようになった」(東京八重洲地下街店の酒井誠店長)。

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