愛知県を中心とする中部地方は航空機産業の集積地だ。三菱重工業や川崎重工業、富士重工業の関連工場が集中し、それに連なる部品加工などの地元下請け企業が数多く存在する。国内で航空機産業に従事する全従業員4万5000人のうち、中部だけで5割超を占める。

かつては自衛隊機の生産が中心だったが、近年はボーイング旅客機の仕事が最大の柱になっている。200席を超す広胴機の構造部位の製造を重工メーカーが担い、そのほとんどを愛知で生産。川重は777、787型機用の胴体部を製作する名古屋第1工場(弥富市)が主力工場だ。三菱重工は大江工場(名古屋市)で787の主翼を、富士重は半田市で777や787の中央翼(=胴体と主翼の結合部分)を生産する。

787増産で生産活況、MRJにも大きな期待

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