市長は名古屋城の木造再建へ、事実上のゴーサインを出した(撮影:尾形文繁)

好視聴率が続くNHK大河ドラマ「真田丸」。タイトルは戦国武将、真田幸村が築いた出城の通称と、乱世の荒波に家族の絆で突き進んだ真田家を一艘の「船」に例えたものだ。

では、城の再建に突き進む名古屋市の「河村丸」はどうだろうか。まだ沈没や座礁こそしていないが、船内は大混乱、舵を取る船長、河村たかし市長(67)はすっかり人心をつかめなくなっている様子だ。

「もうこの問題がとどめでしょう。ひどすぎる」。市のある幹部は吐き捨てるように言った。傍らの同僚たちも深くうなずく。彼らが憤慨しているのは名古屋城再建でも議員の報酬増額問題でもなく、この4、5月に勃発した副市長の人事案件である。

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