表紙は公募による。採用されれば、かなりのステータスだ

夏休みが近づくと、名古屋の小・中学生には一冊の小冊子が配られる。「なつのせいかつ」(小学4年生以上は「夏の生活」)だ。名古屋っ子であれば、夏の甘酸っぱい思い出とともによみがえるであろうこの冊子。内容は学年ごとに国語、算数、理科など主要教科のドリルが数ページずつある「夏休みの宿題集」だが、休み中の注意点や目標を書き込むページもある。

「最初の出版は1947(昭和22)年。どの教科も基礎を学べるよう、一冊にまとめるのが狙いだった。それから毎年、各教科の先生たちが手分けして内容を考える。ここまで組織立って丁寧に作成するのは、全国で名古屋だけでしょう」と、名古屋市教育研究協議会の佐藤慎一会長。「なつのせいかつ」は協議会が内容をまとめ、発行したものを名古屋市内の各学校が採用する。

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