主力行は債務超過転落後も東芝を支える姿勢を貫いている(撮影:尾形文繁)

「すでに大半の取引金融機関から大筋合意を取り付けた。もはや『大方針』が揺らぐおそれはほとんどないと思う」

東芝の主力行3行の一角、三井住友銀行(SMBC)の幹部は安堵の声を漏らす。

大方針とは要するに、「東芝は日本の産業競争力を維持するうえで重要な役割を担う企業。メインバンクとして可能なかぎりサポートしていく」(國部毅・三井住友フィナンシャルグループ社長)ということだ。

東芝支援をめぐって激しく対立してきた主力行と準主力以下の地方銀行群。融資継続の見返りに東芝が差し入れるとしている担保の価値に「差がありすぎる」として地銀側が強く反発。一時は「銀行団崩壊」の危機すら取りざたされた。

プラスの視点 アクセスランキング バックナンバー一覧 TOP