新年度入りして最初の出勤日となった4月3日。東京・丸の内にある三菱ケミカル本社では朝一番で発足式が開かれ、越智仁社長が社員たちに結束を呼びかけた。「世界経済が停滞する中、私たちは自らの力で成長を作り出すことが求められている。高い目標の実現には全員の知と情熱が必要だ」。

三菱ケミカルは4月1日に発足した新会社。同日付で三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下の化学系3社(三菱化学、三菱レイヨン、三菱樹脂)が合併した(図表1)。統合新会社の売上高は3兆円近くに及び、単一企業としても国内で断トツの規模を誇る総合化学メーカーになった。

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