バブル期に企業はどう評価されていたのか、ランキングで振り返ってみよう。

時価総額ランキング[1990年]

日経平均株価が最高値をつけた1989年末を含む決算期(90年3月期末)での時価総額ランキングが図表1。87年に上場したNTT(日本電信電話)が断トツだ。現在20兆円でトップのトヨタはまだ4位。上位には大手銀行が幅を利かせている。5年前に比べ時価総額が3倍以上に膨らんだ銘柄の中には新日本製鉄、東京ガスなど保有土地の含み益が評価されていた企業も多い。

[図表1]
(注)1990年3月末時点の時価総額の大きい順、増加額は85年3月末比。社名が赤字のものは85年3月末比で時価総額が3倍以上増えた会社。社名は当時

株価上昇率ランキング[1990年]

株価上昇率(図表2)では、石川島播磨重工業、NKKなど東京湾岸地域の再開発で注目されたいわゆるウォーターフロント銘柄が並ぶ。再開発の引き受け手だったゼネコン各社(清水建設、大林組、大成建設など)の伸び率も高く、建設業は平均月収(図表3)でも放送局や空運に次ぐ地位を占めていた。

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