「ほうかほうか」。名古屋の小中学生たちがこう口にしていて、「そうかそうか」とうなずいていてはいけない。授業と授業の間の休み時間を意味する「放課」。友達同士なら「きょうの放課、ちょっと外で遊ぶ?」となり、先生と生徒の間では「次の授業は理科室ですから、放課で静かに移動してください」などのやり取りが交わされる。昼休みを「昼放課」と呼ぶほか、地域によって「大放課」「長放課」などの応用形もあるようだ。

逆に「放課後」は一般的でなく、「授業後」や「下校後」、単に「学校が終わった後」などの言い回しになる。いずれにしても独特の「名古屋弁」の一つとされることが多い「放課」だが、実際は愛知県内全域に普及している。愛知県教育委員会義務教育課によると、「正式には休み時間であって、放課は慣例的な呼び方」という。

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