日販、店舗数ともに高い目標を掲げたローソン。セブン-イレブンやファミリーマートといった競合チェーンにどのように対抗していくのか。2月に親会社となった三菱商事との関係を含めて、竹増貞信社長に聞いた。

たけます・さだのぶ●1969年生まれ。93年大阪大学卒業後、三菱商事入社。広報や社長業務秘書を経て、2014年にローソン副社長となり、海外事業やエンタテインメント事業などを管掌。16年6月から現職。(撮影:梅谷秀司)

──これまで玉塚元一氏と二人三脚で経営を引っ張ってきたが、その玉塚氏が5月に会長を退任した。

2016年から「1000日全員実行プロジェクト」という商品力強化、売り場力強化の施策がスタートした。玉塚さんと2人で始めたプロジェクトだったので、正直1000日は一緒にやりたいと思っていた。

玉塚さんと同じようなことをやろうとしても、できることとできないことがある。代表権を持った取締役は私だけになった。やるしかないという気持ちだ。

──玉塚氏が会長退任を発表した日に、5カ年の中期経営計画を発表した。21年度に日販60万円という目標を掲げたが、過去5年の日販は54万円前後で横ばいが続いている。達成は厳しいのでは。

間違いなくやれると思っている。少子高齢化が進み、核家族化が進んでいく。女性の社会進出もある。こういう状況を踏まえると、時間や経済性の面で効率的に生活しようとする方が増えてくる。これを満たすのがコンビニのような近所のお店になる。

去年は商品棚を増やして品ぞろえを強化した。今年からは商品力強化大作戦を実行に移す。必要な商品を必要なときにそろえる体制をしっかりと築いていく。

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