利用者から預金を集め、融資で利息を得る。送金や手形交換などの為替業務でも決済手数料を徴収する。これら預金・融資・為替から成る銀行の3大業務は、長らく銀行の専売特許だった。

この牙城に食い込もうとしているのが、フィンテックベンチャーだ。フィンテックベンチャーは銀行をはじめ金融機関との協業で利用者の獲得やデータの共有を行っているところが多い。だが最近は、銀行のビジネスを奪い取る可能性を持つプレーヤーも現れている。

ブロックチェーン推進協会が今年6月に開いたイベントには、銀行関係者が多数参加した

京町家再生ビジネス 救世主は個人の出資

京都市東山区の五条坂下エリアにある古びた町家。この物件を今年取得し、外国人向けの高級宿泊施設に改装しようとしているのが、不動産クラウドファンディングサービスを手掛けるクラウドリアルティだ。

クラウドファンディングとは、ネットを介して少額の出資を主に個人から募ること。クラウドリアルティが7200万円の出資を募ったところ、約3週間で111人の投資家から申し込みがあり満額を調達した。同社によれば、日本で初めて不動産の証券化をオンラインで完結させた事例だという。

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