問われているのは本気の実践

コモンズ投信 社長 伊井哲朗
いい・てつろう●山一証券、外資系証券会社などを経て、コモンズ投信創業と共に現職。2012年から最高運用責任者も兼務。

独立系であるコモンズ投信は、創業当初から長期投資を通じて顧客の資産を増やすことを目的にしてきた。投資信託の「見える化」が必要だと考えていたので直接販売を行っている。自分たちの商品をきちんと理解したうえで買ってほしい。野菜や果物でいうところの産地直送だ。また、年間150回ほどセミナーを行い、つねにお客さんの声を聞くようにしている。

従来、顧客の属性や資金の性格をきちんと確認しなければならないという「適合性の原則」があった。だが、日本でいわれているフィデューシャリー・デューティー(FD)は形式的なものではなく、本当に顧客本位で最善の行動を取ることが求められている。資産運用会社や販売会社だけでなく、投資助言や資産管理など、資産運用にかかわるところすべてをFDの対象にしている点も特徴だろう。ある意味で欧米よりも進んだ考え方といえるかもしれない。

事業会社と組んでいく

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