大胆な制度改革や民間人登用で「霞が関最強の長官」とも称される金融庁の森信親長官。

その辣腕ぶりに安倍晋三首相をはじめ、官邸からの信任も厚く、特に菅義偉内閣官房長官と太いパイプを持つことは政府内でも有名だ。3年目の続投を固辞した森長官を官邸サイドが慰留したとも伝えられる。なぜ、森氏はここまで重用されるようになったのか。

カギは、株高を演出したアベノミクス初期の貢献にある。アベノミクスでは、日本銀行の黒田東彦総裁が巨額の国債を買い入れる異次元緩和を実行し、円安・株高を演出したことが最大の功績といわれる。実は森氏はそれに次ぐ実績を上げたことで官邸に知れ渡っている。

株価は2万円台を回復したが安倍政権の支持率は低下している(撮影:今井康一、尾形文繁)

株高政策を支える森長官の「正論」

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