「住宅すごろく」なき世代の処方箋

長寿社会での住まい選びはどう考えればいいだろうか。

現在は空き家だらけの郊外ニュータウンでも、賃借からスタートして最後は一戸建てを買うという「住宅すごろく」の「上がり」として30年前に自宅を購入した際に今の状況を予見できた人は少ないだろう。その子どもに当たる現役世代の住み替えでも、目当ての立地が30年後にどうなっているか想像するのは難しい。多くの人が100歳まで生きるといわれる現在ではなおさらだ。ただいえるのは、高齢化と人口減少が止まることはないというのがメインシナリオであるということだ。

上表のように、わずか2年後の2019年に、日本の世帯数はピークアウトする。そして今後は加速度的に空き家が増えてしまう。団塊世代が75歳以上の後期高齢者となるのも遠い先の話ではない。

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