長時間労働の温床となっている部活動をどう改善すればいいのか。部活動論議の火付け役で、警鐘を鳴らし続ける名古屋大学の内田良・准教授に聞いた。

名古屋大学准教授 内田 良(うちだ・りょう)●2003年名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期課程を単位取得で満期退学。11年より現職。著書に『ブラック部活動』(東洋館出版社)。(撮影:尾形文繁)

──部活動をどうしていくのがよいのでしょうか。

僕が言っているのは総量規制を設けること。週3日ぐらいのかなり緩い、大人の草野球のようなものにしましょうということだ。

今は全国大会が頂点にあって、その最底辺を部活動が支えているという構造が問題だ。頂点を目指すのは民間のクラブチームなどに任せればいい。エリートは学校ではなく民間で育てる。実際、水泳も卓球も体操もメダリストは民間のクラブチーム出身だ。

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