都心近郊のベッドタウンは高齢化、人口減少の危機にさらされている。そうした中、これからも土地の価値が下がらない所はどこか。

都心部を除く東京近郊(ベッドタウン)を対象に、今後の人口増減が地価に与える影響をシミュレーションしてみた。2025年の推計人口に基づく25年値と、16年の地価とを比べ増減率をランキングにしたのが表だ。

増加率1位は埼玉県南部の蕨(わらび)市だった。東京都心へのアクセスがよいのに加え、生活費の安さが人を引き寄せる。クルド人が集住し「ワラビスタン」と称されるほど、外国人が多い地域でもあり、外国人のパワーは地価崩壊をも食い止めるのかもしれない。

2位は横浜市北部の都築区で、交通の便がよく同市内でも人気が伸び盛りのエリアだ。3位は埼玉県南東部の吉川市。これまでは県内でもマイナーな地域だったが、近年は近隣の三郷市や流山市にショッピングモールや鉄道が整備され、若年世帯の人口流入が続いている。

下位にはやはり神奈川県や千葉県の、都心から距離のあるエリアが並んでいる。

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