Q1. なぜ薬局では医師と同じことを尋ねるのか?

「今日はどうされましたか」と、医師に伝えたのと同じことを尋ねられ、おっくうに思った人も多いだろう。

だが、薬剤師がそう聞くのは、処方箋には病名が書かれていないためだ。病名と処方薬が合っているかどうかの確認をし、服薬指導をするのが薬剤師の仕事である。しかし処方箋には患者の氏名、年齢、薬名、分量、用法、用量の記載はあるが、病名は対象外。患者のプライバシー保護というのがその名目である。また処方された薬がその病名の適応として認められていないと、全額自己負担になる(例外はある)。

結局、薬剤師は処方内容から病名を推定するしかないので、患者に尋ねることになる。最近は、病名や検査値を処方箋に記載する病院も出てきたが、まだ少数。薬剤師に聞かれたら面倒でも伝えてあげたほうが、的確な助言・指導を受けられる。

 

Q2. お薬手帳を持っていかないとなぜ高くなる?

イラスト:三澤祐子

お薬手帳はいつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳である。

現在、薬局でお薬手帳を持参した場合の料金は380円、持参しない場合の料金は500円で、3割負担であれば約40円安くなることになる。

2016年以前は逆だった。お薬手帳を持っていったほうが高かったので、持参しない患者もいた。しかし、お薬手帳は患者の服用記録であり、これを広めたい厚生労働省がよりメリットを得られるように診療報酬の制度を変更したという経緯がある。

 

Q3. どこの薬局でも値段やサービスは同じ?

プラスの視点 アクセスランキング バックナンバー一覧 TOP