みつはら・ひろし●1948年生まれ。昭和薬科大学薬学部卒業。武田薬品工業を経て日本調剤設立。現在日本ジェネリック社長など兼任。(撮影:梅谷秀司)

今は国内に約5万8000軒の薬局があるが、私は半分以下になるだろうと思っている。

大体、今の薬局は規模が小さすぎる。薬事法上は6坪でできてしまう。でも調剤薬局は今後、さまざまなパターンの薬局へと変化していく。いろいろなニーズがある中で、かかりつけなどの核となる部分を持ちながらも薬局が機能分化していく。そうなると小さな薬局では太刀打ちできない。規模が必要になってくるんです。

その意味で、大手チェーンの寡占化がもっと進むことは間違いない。ドラッグストアでの調剤も増えていくとは思うけれど、われわれ調剤チェーンが押されることはない。

私たちは、生きるのか、死ぬのか、という生死にかかわる薬を出すけれど、ドラッグストアで処方するのは、せいぜい風邪とか生活習慣病の薬。抗がん剤なんかを、ドラッグストアでもらう風景というのは、ちょっと考えられないな。

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