立憲民主党の枝野幸男代表に、野党第一党としての今後の展望や政策を聞いた。

えだの・ゆきお●1964年栃木県宇都宮市生まれ。弁護士。93年日本新党から出馬し衆議院議員に。民主党政権時に内閣官房長官、経済産業相。民進党初代幹事長。2017年10月から現職。(撮影:梅谷秀司)

──野党再編に動くのですか。

立憲民主党は永田町の論理の外側に旗を立てている。政党間の合従連衡が、いかに国民から嫌われているか、今回の選挙でよくわかった。政党が離合集散し、自民党に対抗できる数を集めようというような「1993年体制」は、終焉させなければならない。

4年以内に行われる次の衆院選で、立憲民主党のみによる単独政権を目指す。

──希望の党など他党から入党希望があったときはどうしますか。

希望の党からダイレクトには来られないでしょう。政治信条が2回ぶれたことになる。少なくとも有権者からはそう見える。それを乗り越えて有権者から信頼され、理念も合うというならいいが。

──立憲民主党はリベラル派なのでしょうか。

自民党を全体主義というなら、立憲民主党はリベラルといっていい。しかし私は保守だ。保守の対抗概念である革新ではないという意味の保守。私こそ保守本流だと思っている。30年前の自民党宏池会のようなもの。社会保障に手厚く、寛容であるという意味で。

──経済政策についての考えは。

分配か成長かを選挙で訴えた。経済成長できない理由は格差にある。だから格差を是正する分配政策が先だ。個人消費を増やさないかぎり、バブル崩壊以降の長期停滞から脱出できない。企業が経営しやすい社会ではなく、働く人たちが働きやすい社会にしていく。

プラスの視点 アクセスランキング バックナンバー一覧 TOP