日本とイスラエルの間には補完性がある──。日本を知るイスラエル人は、ビジネスを創出することに長じるイスラエルと日本が手を結べば、最強のビジネスモデルを構築・発展できると自信を示す。知日派のイスラエル人3人が、日本はなぜイスラエルと協力するべきかを語る。

──日本との関係を持つようになった経緯は?

ミリオンステップスベンチャーズCEO ヨアブ・ラモト 

ヨアブ・ラモト 私は父の仕事の関係で少年時代を日本で過ごした。イスラエルで兵役に就き「8200部隊」という特殊部隊(編集部注:サイバー諜報を任務として最優秀の人材を選抜。2010年にイランのウラン濃縮装置の破壊に関与したとされる)に所属した。

この部隊は最先端の研究課題を設定しその解決に挑戦しており、起業家を輩出していることでも有名だ。ここで私は、主に技術分野の調査を担当。除隊後に、大好きな日本とイスラエルが手を組めば非常にいいビジネスを構築できると考え、日本で事業を起こした。

同COO(最高執行責任者) ニール・ターク

ニール・ターク 私はもともと音楽家で、兵役中も軍楽隊にいた。ポーランドでイスラエルとの文化交流関連の仕事をした後、東日本大震災の直後に来日。在日イスラエル大使館で両国の文化交流を進めていたが、仕事の対象範囲が科学技術にも広がり、そこからビジネスとの接点が生まれた。

ソフトウエアエンジニア マックス・レヴィ

マックス・レヴィ 私はロシア生まれで、24歳でイスラエルに移住した。旅行中に立ち寄った日本に魅力を感じて住むようになった。大手IT企業でソフトウエアエンジニアとして働き、そこで日本企業とも関係ができた。

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