値上がりによる売却益を狙うのが株式投資の醍醐味だが、配当収入も魅力の一つ。最近は株主還元を強化する企業が増え、銘柄選定で重要な基準になりつつある。そこで、投資金額に対してどれだけの配当が見込めるかを示す、予想配当利回り(今期年間配当÷株価)でランキングし、魅力的な銘柄を探った。

配当の下振れリスクが高い銘柄を除外するため、ランキング対象は今期業績が増益見通しの企業に限定。一時的な記念配当は除外し、四季報の配当予想に幅がある銘柄は下限額で利回りを算出した。株価の割安度を測る指標としても参考になる。

[図表1]
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(注)変則決算は除く。2月、3月期決算企業。時価総額200億円以上、自己資金比率20%以上。株価は1月8日終値、利益予想は同日現在の『会社四季報』今期予想。HDはホールディングスの略

1位の極東証券は配当性向5割が大きな目安。会社側は業績・配当予想を開示していないが、上期実施済みの45円を含め、今2015年3月期の年間配当は80~90円と予想される。2位の丸紅は連続増配中。上期に13円を配当しており、年間では26円(前期25円)を予定。業績面でも過去最高純益を更新する見込みだ。

3位の半導体商社、富士エレクトロニクスは毎期末に50円を安定配当。今年4月には同業のマクニカと経営統合する予定で、今後の統合効果も期待される。4位は製油所などの修繕・改修工事を手掛ける新興プランテック。前々期から年30円の安定配当を続けている。

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