(1)トロントの冬は厳しい。市庁舎前にもアイススケート場が (2)樹氷ができることも (3)市内を走る路面電車は地下鉄とともに市民の足 (4)学校帰りの子どもたちがサッカーやホッケーで遊ぶ

カナダはつねに隣国の米国と比較されるが、安全性、住みやすさという点では銃社会の米国よりも高い評価を得ている。その裏付けとして、今年1月に英誌『エコノミスト』がまとめた世界50都市の住みやすさランキングでは1位がトロント、2位モントリオールと、カナダ東部の都市が独占、安全度でもトロントが8位にランクインした。

日本人にとっては気候が温暖で自然が豊か、そして日本との距離が最も近い西の玄関口、バンクーバーも移住先として根強い人気だ。

もっとも、いざ暮らすとなると物価は日本よりもやや高く感じるだろう。住宅費は、2LDKのコンドミニアムだとバンクーバーで月15万~20万円が目安になり、トロントだとそれより高く、20万円前後の物件が中心となる。

カナダでは買い物の際に日本と同様に消費税が課される。バンクーバーが属するブリティッシュ・コロンビア州では合計12%、トロントが属するオンタリオ州では同13%かかる。ただし、牛乳やパンといった食料品の一部などは非課税となる。一方、医療費は州政府が負担するため移住者でも基本的に無料な点は大きなメリットだ。

リタイア後も視野に入れると年金が気になるが、カナダで永住権を取得すると日本との年金協定で、両国から年金を受給することができる。

では移住者の暮らしぶりを見てみよう。

日系人の歴史が古い地でパイロットの夢を実現

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