イスラム国が処刑した後藤健二さんの行動に批判的な意見がある。だが、彼はクリスチャンとしての良心に沿って行動したのではないか(時事)

過激組織「イスラム国」による後藤健二氏の殺害をめぐって、ピントがずれた議論が展開されている。筆者が強い違和感を覚えたのが、2月4日の高村正彦自民党副総裁の発言だ。高村氏は、〈後藤健二さんが外務省から昨年9月以降、3回の渡航自粛要請を受けたにもかかわらず、中東の過激派「イスラム国」の支配地域に入り殺害されたことに「真の勇気でなく、蛮勇とも言うべきものであったと言わざるを得ない」と述べた。党本部で記者団に語った。/高村氏は、後藤さんがイスラム国の支配地域に入る前に「自己責任だ」と述べたことに触れ「個人で責任を取りえないようになることもありうる」と指摘した。〉(2月4日「日本経済新聞」電子版)

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