(1 左上)コマツが仮設ハウスを寄贈した「石巻市立病院開成仮診療所」 (2 上中央)富士ゼロックスが行うミャンマーでの教材提供プロジェクト (3 右上)ブリヂストンは生産性の高いゴムの木を小規模農家に提供(4 下) 富士フイルムはオランダ工場敷地に風力発電設備を設置

幅広いステークホルダーから必要とされる会社はどこか。東洋経済はCSR(企業の社会的責任)と財務の両面から「信頼される会社」を見つけるために「CSR企業ランキング」を2007年から作成している。第10回目となる今回は富士フイルムホールディングスが2年連続3回目のトップとなった。

同社は12年、15年が1位、13年、14年2位とつねに上位にいる。今回、これまで最多タイだったトヨタ自動車(2回)を上回った。

部門別では人材活用10位、環境20位、企業統治+社会性2位、財務7位とバランスよく得点。中でも高順位なのが企業統治+社会性だ。

目先の利益よりも コンプライアンス優先

富士フイルムは「オープン・フェア・クリア」の精神で、目先の利益よりもコンプライアンスの優先を徹底している。CSR委員会の委員長は代表取締役社長が務めトップダウンでコンプライアンスなど幅広いCSR活動を推進する。

行動規範を理解するためのガイドブックを全社員へ配付、コンプライアンス役職者研修や職場説明会を実施し社員全体の意識も高めている。さらに社内・社外に内部通報窓口を設置し問題が小さなうちに解決できる体制を整備。14年度で135件あった通報には相談レベルのものも少なくないが、通報者の権利保護を徹底しながら風通しのよい職場を目指し、手間暇かけて取り組んでいる。

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