ビジネスマンのための世界史と宗教

激動する世界を読み解く知恵の宝庫

甲子園大会とリオ五輪が開幕する今週。第1特集は「ビジネスマンのための世界史」。英国EU離脱など、ますます流動化する混迷の21世紀を読み解くには、世界史と宗教への理解が不可欠です。

近代の価値観が時代遅れになったと見る佐藤優氏は、歴史を動かす3つのエンジンである資本主義、ナショナリズム、宗教を軸に世界史を見つめ直すことが理解のカギになると指摘します。

国民投票でEUからの離脱への賛成票が反対票を上回った英国は「イギリス病」の時代に戻ってしまうのか。国民感情と裏腹に、歴史的にはヨーロッパ共通市場との結びつきが深まっている、と川北稔・大阪大学名誉教授は分析しています。

世界を動かす3大宗教(キリスト教、イスラム教、仏教)の違いを理解し、また一般的な日本人の感覚と異なり、海外では生活あるいは政治・経済と宗教が混然一体となっている国や民族が多いことにも留意しておく必要があるでしょう。

今年も終戦記念日が近づいています。8月6日には広島平和祈念式典が開催されますが、オバマ米大統領も演説した広島平和記念公園を設計した故・丹下健三氏の時代に「シリーズあの時」で迫ります。

参院選に勝利した安倍晋三首相は、憲法改正をにらんで年末にも総選挙を実施するのではないか、との観測が強まっています。「フォーカス政治」では塩田潮氏が、国民がもっと憲法を真剣に考えるべき、と主張しています。

今週号は2週分の合併号です。世界史と宗教のおすすめ書籍100冊を「戦争・科学・宗教」50冊「近代・資本主義」50冊にわけて紹介しています。お盆休みにじっくりお楽しみ下さい。

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)