本当に強い大学2016

変化に対応しなければ生き残れない

今週は先週からの合併号(世界史特集)で通常号の発売がありませんので、5月に刊行された臨時増刊号「本当に強い大学2016」を特別公開します。

少子化が言われて久しいですが、大学も淘汰の時代を迎えています。乗り越えるべき試練は4つあります。まず、グローバル化への対応。世界大学ランキング上位を目指す有力校はなおさらです。そして、学生が自ら課題を設定して研究するような「アクティブラーニング」の導入。

センター試験に代わる新テスト(大学入学希望者学力評価テスト)に対応したり、AO入試などを充実させることも必要です。大学数が高止まりする中で私大は二極化が進み、M&Aによる再編も増えそうです。サバイバル時代に突入した大学の実態に迫ります。

国立大学も経営力の強化が求められています。04年の法人化以降、6年ごとの中期目標が設定され、今年度は第3期中期目標のスタートに当たります。国は、大学の取り組みに応じて3類型に分類し、運営費交付金に差をつける方針で、「文系軽視」と批判されましたが、人文・社会科学分野の学部は「社会的要請の高い分野」への転換が求められていきます。

恒例の大学ランキングは、教育力・就職力・財務力・国際力の4つの視点で評価。また、全721大学の概要と決算データ、経営指標を一挙に収録した「大学四季報」も最新版になっています。

臨増のキーワードは「変化に対応しなければ生き残れない」(総論より)。大学も日本企業も同様ですね。

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)