まだまだ残暑が続きますが、2016年度も折り返しの9月末が近づいています。秋は「食欲の秋」「運動の秋」とともに「勉強の秋」とも言われます。そこで今回は、15年の「世界史&宗教」特集を復刻します。今年好評を博した「ビジネスマンのための学び直し日本史」「ビジネスマンのための世界史」と併せてお楽しみください。

すべてのルーツを歴史に見る

混乱する世界を読み解く道しるべ

日本の経済ネタ、自社が属する業界ネタならお手のもの。でも、国際情勢や世界経済となると、心もとない――。そんなビジネスパーソンは多いはず。地政学とも言いますが、各国の外交姿勢や世界情勢を読み解くヒントを、それぞれの国や地域の歴史的な流れ、あるいは宗教的な背景に求める。そうしたニーズが強まっています。

定番企画の「経済入門」のようなスタンスで世界史&宗教の入門的な特集ができないか。これが当時の編集部の着想でした。歴史上の出来事が、現代でもまったく同じ形で繰り返されることはなく、問題解決に直接当てはまるものでもない。ただ、「過去のパターン」を知っていれば、世界情勢の先を読む力がつくはずです。

特集では、佐藤優氏が「世界史の極意」として資本主義、ナショナリズム、宗教の3つのエンジンのバランスが崩れたことが現代の混とんとした状況の原因だと分析しています。

世界の3大宗教であるキリスト教イスラム教仏教のポイントや、中華思想ナショナリズム、といったキーワードの歴史的な理解、人口動態バブルの歴史も解説しています。

11月の米国大統領選挙、12月のプーチン・ロシア大統領来日などを経て、17年の世界情勢もまた変化していきます。その先を占う道しるべにお使いください。(なお、以下でセレクトした記事は特集の一部ですが、すべての記事をお読みいただけます)

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)