米国でAT&Tがタイム・ワーナーを統合するというニュースが飛び込んできました。1990年に出版社のタイムと映画のワーナー・ブラザーズが合併して誕生したタイム・ワーナーはメディア再編の“老舗”。一時はインターネットサービス会社AOLも保有していたメディアコングロマリットです。今回はそのライバル企業の特集。

世界最強のコンテンツはこうして生み出される

知られざる総合メディア企業の全貌

タイム・ワーナーのライバルには、ルパート・マードック氏のニューズ・コーポレーションやザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーがあります。ディズニーは通信企業こそ持っていないものの、ミッキーマウスやスティッチといった強力なキャラクターを持つコンテンツ力と、米4大テレビネットワークの雄であるABCとのシナジー、さらにはディズニーランドなどのテーマパークを世界中で成功させる展開力で群を抜いています。

そこで今回は2009年12月5日号の第1特集「ディズニーの正体」を復刻します。PART1「巨大メディア企業の戦略」では、ディズニー米国本社を直撃取材。世界各国で次々に生まれるローカルコンテンツの秘密にも迫ります。

PART2「日本市場はこう攻める」では、ディズニーの日本戦略を大解剖。マーケティングからテクノロジー提携企業のホンネジブリとの意外な接点、東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドの課題などを広範囲にリポートしています。

今年もTDRはハロウィーン企画が10月末まで大盛況。コスプレ文化もディズニーが後押しになったと言ったら、少し言い過ぎでしょうか。

(週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘) (週刊東洋経済プラス編集長 山川清弘)