日本における21世紀最大の鉄道プロジェクト。それがリニア中央新幹線です。

2027年の東京-名古屋間での開業を目指し、工事が進んでいます。完成すれば両都市を結ぶ時間は現在の90分から、40分に短縮されます。名古屋から大阪までの延伸は45年に完了する計画ですが、JR東海ではこれの前倒しを検討しています。実現すれば東京-大阪間は67分でつながるといいます。

かつて東海道新幹線の開業によって、東京-大阪が日帰り圏になり、経済や社会に劇的な変化がもたらされたように、リニア新幹線で東京-大阪が1時間強でつながれば、大きな変化が起きることは確実です。ビジネスのあり方や観光ルートひとつをとっても新たな動きが出てくるでしょう。

リニアをさまざまな角度から解剖

日本社会を変えるパワー

2014年5月31日号の『週刊東洋経済』では、「リニア革命」として、リニア新幹線をさまざまな角度から取り上げています。全体は4部構成で、(1)これがリニアだ!、(2)うごめく都市、群がる企業、(3)リニアの死角、(4)整備新幹線とJR、です。

(1)の「これがリニアだ!」では、リニアの経済効果、時速キロで疾走するリニアの仕組み、リニアの技術Q&A、羽田-伊丹間の航空運賃・時間との比較シミュレーションなどを取り上げて解説しています。

(2)の「うごめく都市、群がる企業」では、リニア始発駅となる品川駅周辺、不動産バブルが予想される名古屋駅周辺、そしてゼネコンの皮算用などにスポットを当てています。

(3)の「リニアの死角」では、経済誌ならではの視点を生かし、JR東海が背負う5兆円債務の課題、リニアと新幹線はカニバリゼーション(食い合い)を起こさないか、などを取り上げています。

(4)の「整備新幹線とJR」では、開業を間近に控えていた北海道新幹線や北陸新幹線、車両メーカーとJRとの関係などを取り上げています。

リニアの全解剖を試みた14年の特集をご覧ください。

(週刊東洋経済プラス編集部)