今週は通常号の発売がありませんので、2月に刊行された臨時増刊号「鉄道最前線2017」を特別公開します。

今年は国鉄分割民営化によりJRが発足して30年という節目の年です。今回の臨時増刊号では、「JRの30年」にスポットを当て、JR旅客6社、貨物、鉄道総研、JRシステムというJRグループ9社のトップに長時間のインタビューを行いました。

JR東海の柘植康英社長は「自分自身の30年で最も印象深い出来事」として、リニア着工でも新幹線品川駅開業でもなく、人事制度改革を挙げました。それが2015年に起きた東海道新幹線の焼身自殺事件のとき、思いがけない形で役立ちました。詳しくは記事をご覧ください。

JR九州はユニークな車両デザインが人気ですが、「単に見た目の面白さや美しさではなく、そうしなくてはいけない技術面からの要請もある」と青柳俊彦社長は語ります。

「みどりの窓口」を運営するJRシステムは、2013年にシステムセンターを移転しました。銀行などと違ってシステムの稼働を1日も止められない中、どうやって作業をしたのか。藤井和彰社長がその苦労を語ります。

ほかにも、「JRグループ経営多角化のモデルは近鉄だった」「JRではなくNR『Nippon Railway』になる可能性があった」など、当事者たちが今だから明かせる秘話満載の1冊です。

ぜひお楽しみください。